目次
はじめに
普段、農作物をどのように販売していますか?
実は、農作物の販売方法には複数の選択肢があります。
本記事では、農作物の売り先について解説します!
販売先について
では早速、どのような売り先があるのか見ていきましょう。
JA(農協)出荷
メリット
- 集荷・出荷・販売を一括して代行してくれる
- 安定した販売ルートがあり、未経験者でも取り組みやすい
デメリット
- 市場価格に準拠し、販売価格が低くなることがある
- 手数料・共済負担などがある
- 品質・規格が厳格で、規格外品は扱われにくい
市場出荷(卸売市場)
メリット
- 流通量が多く、広範囲に販売できる
- ある程度の品質があれば買い手がつきやすい
デメリット
- 価格変動が大きく、天候や需要に左右される
- 中間業者が多いため、生産者の取り分が少ない
- 出荷量・品質の安定が求められる
直売所・道の駅
メリット
- 自ら価格を設定できるため、利益率が高い
- 消費者との直接交流が生まれ、リピーターやファン獲得につながる
デメリット
- 売れ残りリスクがある
- 納品作業やPOP作成など、販売の手間が増える
- 商品管理・補充など継続的な運営努力が必要
飲食店・給食・加工業者などとの直接取引
メリット
- 安定した契約・数量が見込める
- 要望に応じた品種・品質での供給が可能
- 地元ブランドの確立に貢献
デメリット
- 品質・納期の厳守が求められる
- 安定供給のためのリスクマネジメントが必要
- 複数の取引先と個別対応が必要になる
オンライン販売・宅配(EC・SNS活用)
メリット
- 中間マージンが少なく高収益
- 全国・都市圏への販売が可能
- ストーリー性を訴求でき、ファンマーケティングに強い
デメリット
- 梱包・発送コストや手間が大きい
- クレーム対応や個別コミュニケーションが発生
- ECサイト・SNSの運用スキルが必要
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一口に農作物の販売と言ってもたくさんの方法があります。
栽培する作物や規模、地域の特性を理解し、適切な販売を行うことで収益アップにもつながります。また一つに絞らず、組み合わせて行うことも大切です。
ぜひ、ご自身にあった方法をご検討してみてください!